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日本科学史学会,総会速報

 室長の新会長が総会で承認されました。
 そして,この日のためにまとめた原稿を元に,新会長の挨拶がありました。
総会板倉

 日焼けしたような顔になっていますが,スクリーンに投影された光のためです。

「私の会長就任は,これまでの方針への異議申し立ての性格が強いんです/科学史学会というのは,一般の科学史愛好家や他の学会で活躍している物理学者や化学者などが〈自分の視野を広めたい〉と思って会員になっています。そういう人たちには哲学的で視野の広い研究が必要なんです/路線を変えなきゃいけないし,そのことを議論しなくっちゃいけない。それなのに〈時間を5分にしろ,15分にしろ〉と言う。とても私には理解できません」
と始まり,
「私は教育の仕事をしておりますが,〈教育とか啓蒙とかは研究よりのも劣るものだ〉という人がいますが,それは間違いです。私は科学史研究の成果を利用して,すべての子どもを科学好きにすることができます。その成果は世界に広めることはできます/その詳しい話は科学史学校や計画中の科学史入門とかでお話ししますが,来年の総会にはその成果を反映して路線変更をさらに進めることができると思います/学会というのは決議をして進めるところではありません。会員がそれぞれに努力して豊かな成果をあげればいいんです。そういう努力をいたしますので,よろしくお願いいたします」
と言い切っちゃった。

 室長の科学史学校や科学史入門の会は,普及委員会で計画中です。詳細は追ってお知らせします。(今年度の科学史学校の予定はここにあります)
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最近の室長

 この2日で室長は83歳になりました。
 いつものことながら「室長の頭の中はどうなってるのかしら?」と思うほど,いろんなことを併行しています。
●最近の本
 室長はここのところずっと『西国立志編』の著者サミュエル・スマイルズの研究を進めています。
 スマイルズは産業革命の時代に生きた人々の伝記をたくさん書いて,「自ら目的意識を持って問いかけてきた人々」を見出しているのだそうです。その一人が蒸気機関車の発明家で技術者のジョージ・スチーブンソンで,「一介の技術者の伝記など誰が読むのか」という心配をよそに世界中で親しまれました。
 『西国立志編』の翻訳はいくつかありますが,明治~大正時代の物理学者=鶴田賢次の訳本が室長のお気に入りで,鶴田の本も集めています。
●日本科学史学会の方たちと協議をしています
 室長は常々「科学のなりたちを研究し,それを組織するのが科学史」と言い,「科学のなりたちは楽しいのだから,研究も楽しいし,その成果も楽しいものになる」と学会の改革をはじめています。しかし,これまでの慣行もあって,すぐに方向転換できないこともあるので協議しています。その経緯と展望は学会の年会・総会で紹介する予定です。
●「いたずら博士の科学だいすき」シリーズの第2期
 小峰書店「いたずら博士の科学だいすき」シリーズ1期(5冊)刊行のお祝いと2期刊行に向けての会議がありました。次の5冊の編集がはじまりました。
●『たのしい授業』5月号に執筆
 「科学を学ぶたのしさを世に出すために──いたずら博士の科学だいすきシリーズ5冊を監修執筆して」が『たのしい授業』No.407に掲載されました。
 8ページほどの短い原稿ですが,その中に「今の日本でもっとも必要なのは,少しでも多くの科学知識を教え込むことではなく,科学的に考える楽しさを知らせることだ」と書いています。
 そのことは日本科学史学会や同会が主催している科学史学校も同じで,科学史学会の改革に触れた室長の講演会を7月に計画しています(詳細未定)。
●今年はいろいろな記念年です
 室長が大学(教養学部)を卒業して60年,仮説実験授業を提唱して50年,『たのしい授業』を創刊して30年……。
 仮説社創立40年の企画の論文集「板倉聖宣セレクション」の第1巻がもうすぐ出ます。『いま,民主主義とは』(中一夫編)です。また,仮説実験授業提唱50年のパーティの東京版を9月29日に行います。カレンダーに印を付けておいてください。

科学史学会の年会・総会(続)

 科学史学会総会での室長の話の続報です。
 年会・総会のプログラムは室長が立候補する前から計画されていたため,室長の考えを提示する時間が十分にとれないでいました。
 従来通りの方針で臨む新会長なら従来通りのやり方で良いのでしょうが,改革を旗揚げして立候補した室長にとっては,自身の案を提示し,改革をスタートさせなければ会員への裏切りになってしまいます。特に今回のように選挙を経ずに信任されてしまった場合はなおさらです。そこで,「異例のことでしょうが,室長の考えを会員全員に発表できる機会を作って欲しい」と要望しています。
 室長の話にどの程度の時間を割いてもらえるかわかりませんが,5月25日の総会での「新会長挨拶」や26日の「75周年に向けて,科学史学会を振り返る」というミニシンポジウムでは,室長の話(自然と社会に起こっている全てのものごとを科学としてとらえ,それを組織する楽しい科学史の復権)がLiveで聞けると思います。また,25日夕刻の懇親会にも室長は参加されます。
*演題ではありません。
「そういう話になるだろう」というmachiyaの憶測です。


 総会やミニシンポジウムは会員限定です。懇親会は年会参加費とは別途会費が必要です。

仮説実験授業研究会,夏の大会(続)

 7月29日~31日に千葉県勝浦で行われる仮実研・夏の大会会場の下見に行ってきました。
 板研情報ではありませんが,関連の途中報告です。
 全体会会場は寝転びながらでも気楽に参加できる400畳の和室です。売り場会場も同程度の広さの洋室(観月)なので,お店めぐりが一ヵ所で楽しめます。分科会会場は豪華な部屋から怪しげな(?)部屋まで多岐に渡っています。どうぞ早割期間中(〜6月22日)にお申し込みください。
 大会内容の要項はこちらから。大会要項
プロフィール

 machiya

Author: machiya
 私立板倉研究室の室員(自称)です。

 板倉研究室は
〠182-0024
調布市布田4丁目5-5
ラフィーネ調布2番街
101号室に移転しました。
電話 042-444-0586
場所や地図は10/2911/1の記事をご覧ください。

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